プロフィール

はじめまして。風小僧です。

風小僧の「風」は凧のように上手く風を受け止めて、人生の色々な逆風をも舞い上がるエネルギーにしちゃおうとの思いです。

風小僧の「小僧」はいくつになっても男の心は小僧ですし、息子が生まれてからは増々自身の内面が子どもとそんなに大差がない事を自覚しこのネームとなりました。

結婚十年目にして遅咲きの父親となり「親の鏡」である子どもという存在を通じて気付きを得ることもしばしばです。

歌への目覚め

幼い頃から音楽が好きで、夕食時にまで「蝶々」のレコードを何度も掛け直しては聞いていたのを覚えています。会社の合唱団員だった父の歌声も入った自社製レコードの「ソーラン節」コーラスバージョンも好きというなかなか渋い趣味の幼稚園児してました。

私を本格的に音楽に目覚めさせたのは小学6年生の時に兄が友人から借りてきた一本の洋楽のカセットテープ。それがカーペンターズ。

中でも「イエスタデイ・ワンスモア」に強く魅了され、生まれて初めて買ったLPレコードがカーペンターズの「ライブ・イン・ジャパン」。

そしてそれから数か月後に深夜放送のラジオ番組で流れてきた曲に異常に惹かれたのですが、それがQUEENの「手をとりあって」。

翌日に小学6年生はレコード店に直行しQUEENの「華麗なるレース」を購入。未体験の音楽に魅了され、あくる日にまた同じくQUEENの「オペラ座の夜」を購入。アルバムのクライマックス曲「ボヘミアン・ラプソディ」を聞いた私は、頭に雷を受けたかのような放心状態。何度も何度もレコードに針を落としていたのを覚えています。

それ以来、ステレオの前で毎日レコードに合わせてなんちゃって英語で全身全霊で歌う少年となりました。

やがて気が付くとカラオケは勿論ライブハウスなどでも評判を得れる歌声を身に付けることが出来ました。

QUEENのフレディ・マーキュリーは私の心の師匠と言え、将来の夢に歌手を思い描くほどにまで歌う事が大好きになりました。

偏頭痛発作と挫折への始まり

しかし、中学一年生の時に発症した「前兆のある偏頭痛」といういつ起きるか分からない発作を抱えたことが、ゆくゆくライブや演劇などの生本番のものはおろか一般の仕事も不安になり遠ざけてしまう種となったのです。

それでもどうしても夢が頭をもたげ、劇団に入ったり、ライブに出たりなどしました。

劇団の先生やライブの観客などの評判は良く、FMパーソナリティの公開オーディションでは、初登場にして準グランプリを受け、その副賞でコミュニティFM放送のDJも経験しました。

プロデューサーからもまた来て下さいとの有り難い言葉を頂きましたが、本番中に偏頭痛発作が起きたらと考えてしまい、それっきりラジオには戻らずじまい。歌についてもライブの途中で発症したらと想像するとその様な活動に踏み出そうとする気も無くなりました。

逆風をエネルギーに変えて

そして、月日は流れ私は高齢者デイサービスにて働く様になり、自身の中で燻っていたエンターテーナー性は、そこに通所されるお年寄りに提供され功を奏していました。

しかし、デイサービスのセンター長に就任してからは月に100時間を超えるサービス残業をこなすブラックワーカーとなり、ようやく会話が楽しめる様になってきた息子が目覚める前に出勤し、寝た後に帰宅する生活になってしまいました。

ある日、息子が「父ちゃ〜ん!」と私がいない時に声を上げていたと妻から聞き、二度と戻らぬこの時期にこれは良くないと思いデイサービスを退職。その後は派遣の事務職に転職しキッチリと定刻に出勤帰宅出来る有り難さと家族との時間を持てる幸せをしみじみと味わい今に至ります。

一方、給与は著しく低下して四苦八苦しており、加えてブログを書き始めてから発症した病や、発見された障害などが次々と押し寄せて来ています。

しかし、そんなこんなの逆風も受け止めて、逆により高く舞い上がっていくきっかけやエネルギーに転換していく様をこのブログで記していこうと思っています。

何か貴方のヒントや気分転換になる様な事があれば幸いです。