逆流性食道炎 治癒へ架ける橋

昨日の記事では「一生治らない」を認めないとの宣言をいたしました。

病気というものを鍵穴とし、その病気の治癒に必要な免疫力・自然治癒力を補助する医療などを鍵とします。

鍵穴に合う鍵を探し当てるのが医師。

医師も典型的な症例の鍵は良く使うのですぐにピッタリの鍵を探し当てれますが、典型的な症例でない場合は合う鍵を探し当てるのは難しくなり、医師の熟練度や研究度、洞察力、推理力などなどによって大きく精度に差が出ることになります。

でも典型的な症例と同じに見えても違う病気だということだってあります。

それは先入観の壁を越えて見抜かねばならないので、それはそれで診断を間違えないようにするのに慎重さを要します。

お医者さんって行けば治してくれるのが当然と思っていらっしゃる方も少なくないとは思いますが、当たり外れが起きる可能性があるものだとお分かりいただけるかと思います。

実は胃腸内科に行った翌日に、三つめの耳鼻科に行きました。鼻逆流の処置をキッチリしてほしかったからです。

その三つめの耳鼻科で胃酸が逆流し頭が灼熱感に襲われた話をしました。

返答は「鼻に胃酸が逆流するなんて事があるんですか!?」と逆に質問されてしまいました。

経鼻カメラで覗くと「イ~」と言っているときに普通は閉まる咽頭の弁が少し開いていたので、「なるほどね。弁が閉まらないのであれば、手術なども必要になる場合もあります」と極端な話の展開。

私は焦り「イ~」という時にカメラが痛くて「い.・・・ぃい・・い・・ぃ」と上手く発声できなかったのでそれでじゃないでしょうか?と聞くと「そうかも知れませんね」と一言コメント。

「症例について文献など調べておきますので来週来てください」と何の処置もないまま帰ることになりました。

その後もネット検索を重ね、なんとか分かってくれる耳鼻科はないものかと探し、翌日、会社からの帰り道によさげな耳鼻科があるのを見つけました。

その先生に逆流の話をしたところ「胃酸が鼻に逆流することはあります。」とあっさりと返答。

「咽頭の弁も完全に閉まるわけではないからね。病的な場合は声を聞けば分かります。」と弁の方も問題ないとの診断。

と、まあ同じ耳鼻科医の先生でも、こんなに差がでるものなんです。

でも、「風邪の時にいつもお世話になっているお医者さんは毎回きっちり治してくれてるよ」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、それは、自分自身の治癒力のおかげです。お医者さんに行っていなくても治ってる可能性高いです。

薬は症状を軽くするので、症状が軽くなった時点で薬のおかげで治ったと思いがちですが、体の中では自身の自然治癒力(または免疫力)と病気との闘いはドンパチやってます。

とは言え、私は西洋医学を否定する気は毛頭ありません。

西洋医学は危急の対応に優れており、患部へのピンポイント治療の速さや、対症療法での効果は絶大。自然治癒力だけでは間に合わない病気などには、薬や機器、手術などで援護してくれます。

その分体への負担や薬の副作用などが強くなりがちで、時には病魔だけでなく身体をも傷めてしまいます。

東洋医学は時間を必要としますが体質改善や根本からの治療を行え、治癒までの曲線が緩やかな分、総じて体への負担も少ないです。

ざっくり言ってしまえば、西洋医学が免疫軍とは別部隊で働く援護射撃や傭兵の様な働きをするのに対して、東洋医学は治癒力自体を高める免疫軍のトレーナーや栄養剤の様な働きをします。

逆流性食道炎について考えれば、胃酸が慢性的に逆流していると、食道炎から食道癌に変わる可能性が高くなります。

まずはこれを最優先で防がねばなりません。

今回医師が処方してくれた薬を飲めば、胃酸が弱くなり逆流しても癌化するようなことがないらしいです。

胃酸が弱くなれば胃の消化力も弱くなるし、胃で死滅するはずの風邪菌なども生き残り易くなります。

勿論、薬の副作用が出る可能性もあります。

でもそのデメリットを我慢してでも、胃酸を弱める必要があるので薬を飲みます。

それに消化は胃だけではなく、腸でも行われますからね。

しかし、そのまま薬を飲み続けるだけではいつまで経っても薬から離れられないし、医師の言うように一生治らないと言う事にもなりかねないです。

西洋医学の薬の力を借りながら、東洋医学や時には整体や気功などの代替医療も試してみながら根本からの改善を行っていきたいと思っています。

ただ、これも医師やヒーラーの腕の良しあしが大きく関わることですので、縁というか出会いが大切です。

このブログの健康関連は「医者(ヒーラー)を訪ねて三千里」みたいになっていくやもしれません。

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