ADHDのお薬 ストラテラ

先日、クリニックにてADHDに効果のある薬としてストラテラという薬を処方していただきました。

この薬すぐに効く人もいるそうですが、大抵は効果が出始めるのに34週間はかかるそうです。

私の場合も一週間ほど飲んだのですが、まだ特に効果が感じられません。

ですが、副作用の方だけはバッチリ出てきています。

医師曰く、この薬の副作用というのは200種類ほどある(なんという多さ!ひとつも副作用が出ない方が奇跡でしょう)のですが、私の場合は排尿困難と便秘となって現れました。

朝起きて尿意は十分に感じているのに排尿することが出来ないのでパニックになりそうでした。

多少の便秘は今までの人生で経験済みですが、排尿困難というのは初めてです。

尿毒症になるのではないかと考えた途端、すごく不安になり、なんとしてでも排泄せねばと必死の思いで力んだらやっとチョロチョロとお出ましになりました。

こんな恐怖はサバイバルホラーテレビゲーム以来のことです。サバイバル度の切実さはゲームの比ではありません。本当にこれで死ぬかと思いました。

トイレの中で「死因、排尿困難?こんなんいやや~!」と叫んだとか叫ばなかったとか。

あまりにも突然の症状だったのでもしやと思いネットで「ストラテラ 副作用 排尿」など入力すると、この副作用の症例が出ていました。

人間は原因や正体が分からないものに恐怖を感じるものですね。

たとえ可能性としてでも、とりあえずの原因が分かると途端に落ち着きました。

医師にその旨を相談し、本当に副作用であるか、それとも万一泌尿器系の病気なのかを見極めるために一週間ほど服薬をストップすることにしました。

これで、正常に戻ったらまた薬を飲むかもしれませんが、出来れば飲まずにADHDの症状をコントロールできるようになりたいのが本音です。

薬は終始考え事が湧き起こるADHDの脳内を静かにしてくれるらしいですが、ある意味脳力のパワーダウンの面も無きにしも非ずです。

フラッシュアイデアと呼ばれる思いつきが頻繁に起きやすいという事がADHDにはありますが、それが起きにくくなるのが良い事なのかどうかは難しいところです。

フラッシュアイディアが全て「活かせる」「役に立つ」ものならともかく、「数打てば当たる」の当たったところだけをクローズアップしてしまっていることもあるかもしれません。それならば沈静させた方がメリットがあります。

しかし、フラッシュアイディアが活きているんじゃないかと思える経験は私にも少なからずあります。

先日、久しぶりに会ったガールフレンドとお茶をした時(嫁さん公認ですよ)に「あなたと話をしているとずっと聞いていても飽きない」とお世辞とは言え、照れるほど有難いお言葉をいただいたのもフラッシュアイディアのおかげでしょう。(ただし誰と話をしていてもそうなるわけではありません。相性の良い人や、リラックスできる人限定です。あと人を楽しませる場に立った時も発揮されます。自慢話になってしまいますが、司会のスクールにいた時に「どこからそんなアイディアが生まれるのか」と良い評価をいただいたこともあり、FMパーソナリティのオーディションでは初出場にして並みいる先輩方を抑えて審査員が割れるほどのグランプリとの僅差で準グランプリを受賞し、副賞でFMDJの経験もしました。)

寝入りばなに色んな絵が0.1秒ぐらいのペースで次々と変わっていくことや、CG画像のようなものがビデオの早送りの様に千変万化していくのを見ることがありましたが面白いものでした。

絵を描く技術などがあれば活かせるのかも知れないなぁと思いました。

一方、ADHD特有のものかどうかは分かりませんが、テレビゲームをやり過ぎた時などは、寝ようとして目を閉じた瞼の裏に動くゲーム画面がクッキリと浮かび上がりなかなか寝ることが出来なかった事もあります。

そういったことも含めて服薬については悩みどころではありますが、また日を置いて医師とその旨も含めて相談したいと思います。

とりあえず一週間ほどは様子を見てみます。結論を出すのはそれからです。

また、書けることが起きましたら記事にて報告させていただきますね。

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