アヒルも登場 息子の室外遊び 観察眼を養うある方法

昨日は息子の室内遊びという事で今風な遊びをしている事について書きました。

しかし、現代ならではのゲーム機などの遊具がない場面になると、子どもの本質というものはいつの時代も変わっていないという事を感じます。

当然ですよね。子どもは工場で作られるわけではないのですから、今年のバージョンとかはありません。

勿論、遊びの好みというものには個性が出ますが、基本的に動物や虫には興味はありますね。

虫を触れる子は直接戯れますし、恐くて触れない子も遠巻きで見ているのは好きです。それは動物に対しても同じですね。

我が家の近くには大きな神社が有り、そこにある大きな池には沢山の水鳥や鯉、亀などが住んでいます。息子は食パンを持っていき鯉や鳥たちに食べさせるのが大好きですし、動物園での餌やりも必ずしたがります。

また海に行けば貝殻拾いを嬉々として行い、我が家には息子の貝殻コレクションがそのたびに必ず増えています。

クラゲや魚を海に見つけてははしゃぎ、海辺の海鮮食堂の釣り堀で鯛を釣り上げた時は大喜びでした。

子育ての中で気を付けていたのは、小学一年生となった今でこそ息子はスマホゲームやテレビも楽しんだりしていますが、幼児期にはテレビなどの目に入る情報の変化が激しいものは極力見せないようにしてきました。

神社や近くの運動公園に出掛けアヒルなどの小動物や自然に触れさせる機会を作る様にしたり、家の中にいる時も絵本を見せたり、窓から空の雲や木々のさざめく姿など微妙な動きのものを見せる事によって、緩やかな中での微妙な動きをしっかり見出せる観察眼を養えるようにとの思いでした。

それが功を奏したのか、森や林に行けばキノコを簡単に見つけ、てんとう虫のような小さな生き物も虫メガネでも持っているかの如く見つけ出しては呼びに来てくれます。

まあ、背が低いからというのもあるでしょうが、あの見つけ出す速さはそれだけではないような気がします。日常生活の中でも壁や天井にある小さなシミや虫を発見するのがものすごく早いです。今も自然に触れ合う時間はしっかり取り続けていますし、本人もその時が大好きです。

他の生き物と触れ合いたいのは人間の本能なのでしょう。水族館でもヒトデやエイなどに直接触れさせてくれる水族館に行くとすごく喜びなかなかそこから動かなくなります。

大人になるにつれ色んな先入観が育てられ、自然や生き物との関わり方というのも形を変えてしまいがちです。

子供は自然や生き物とのニュートラルな関わり方を思い出させてくれます。そしてそんな息子の遊びに付き合っていると自分も楽しみ癒されていることに気が付くわけです。

息子が生まれていなければなかなかそんな機会を作ろうとはしていなかったでしょうが、大人子どもの別なく人間には自然と触れ合う時間がとても大切なことを実感しています。

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る