ヒーリングレポート 「長尾ヒーリング」体験

昨日、名古屋のヒーラーが中心となって無料でヒーリングを行うというボランティアイベントに参加いたしました。

名古屋のヒーラーが中心ではありますが、このイベントで行われるヒーリング方法を教えている先生は横塚修身さんと申される方で熱海の方です。そして、今回のイベントの為わざわざ熱海から足を運んで下さってるんですね。

今回のヒーリングは「長尾ヒーリング」という、一風変わったというか、常識では信じられない非常にユニークなヒーリングです。

熱海から来られた横塚さんは「長尾ヒーリング」創始者の弟子として世界を一緒に旅され癒しを広めた方です。

長尾ヒーリングとは、故長尾弘(ながおひろむ)先生が始められた療法で、胃からアプローチをして様々な症状をおおもとから改善させる療法です。最近よく聞かれる胃上げヒーリングの元祖が長尾弘先生です。長尾ヒーリングという名前は、長尾先生が亡くなられたあと横塚修身先生が付けられました。

 また、内臓諸器官や人体各部に生じた疾患部位に直接語りかけて、痛みや症状を取り除く言霊ヒーリング療法とも言われています。

引用:jinya-wbn.com

正直この話に即共鳴したりする方は少ないと思います。

私も細胞に意識があるとは思いますが、それは本能的なある種機械的な意識というイメージです。傷ついた細胞が元の組織と同じ組織になるように再生していったり、マクロファージや白血球などの免疫細胞が黴菌やがん細胞等を見つけたら攻撃するようなオートマチックな働きをするという意味での意識です。

でも「長尾ヒーリング」の考えは細胞には厳とした意識があるとし、そのヒーリングでは細胞や人体部位への語りかけが行われます。

さて、果たしてそのような事でヒーリングが起きるのでしょうか?

私は信じこもうともせず、疑おうともせず、ニュートラルな状態でヒーリングを受けさせていただきました。

そんな状態で幸運にも横塚先生直々に施療を受けさせていただける事となりました。

私は主な症状として逆流性食道炎と偏頭痛と顎関節症を伝えました。

先生曰く「骨格が歪むと血管も歪み圧迫もされる。あなたの頭蓋骨も左右のバランスが歪んでいるので、頭痛はそこからだと思う」とのこと。

そして私を仰向けに寝かせ頬骨に指を当て左右の位置を計られました。妻にその状態を見せると正面から見た頬骨の左右の高さが違う事を認識していました。

そして先生が頬骨に手を当て「こちらの頬骨上がりなさい。こちらの頬骨下がりなさい。」みたいな事を言った直後、手でグッと頬骨を突き上げました。ちょっとびっくりしましたが、痛みを感じるほどではありませんでした。

その顔を妻に見てもらうと顔が整ったような気がするとのコメント。整った顔になったわけではありません・・・ 🙂 あくまで左右のバランスが整ったとのことです。暗示にかかり易い妻の事なので少し心もとないですが、気のせいでなければ凄い事だと思います。

先生が指で頬骨の位置を示してくれている写真も妻に撮ってもらいましたが、自己嫌悪に陥るような写真でしたのでアップは差し控えさせていただきます。また写真はレントゲン写真でもないので、指の置き方だろうと言われればそれまでですし。

ただ、今自分で触ってみて頬骨の左右のバランスはそう悪くはないと思います。元々なのか違うのかは確証がありませんが、鼻は相変わらず少し右に湾曲気味です。

その後に胃を上げるヒーリングに移るわけですが、胃下垂は下がると下腹部の膀胱の辺りまで来るとの説明。「胃は押すと痛い」と言いながら私のみぞおちを押されます。

私があまり痛くない事を伝えると先生は「あまり痛くないという事はここに胃はない。」とおっしゃったのですが、この言葉には正直ひっかかりました。何故なら胃下垂とは言っても胃が完全にみぞおちから無くなるわけではなく、胃がビロ~ンと下に延びるわけです。胃の入り口まで繋がっている食道が延びて胃が全て完全に下へ移動してしまうわけではないのです。

先生は「本来の正常な胃の形態でここにはない」と言う意味でおっしゃっているのかもしれないななどと考えている間に先生は膀胱の辺りを力強く押し始めました。

焦りました。私は排尿を我慢していたのでそこを押されるとマズいんです。思わず下腹部の筋肉に力が入ります。力を込めて硬くなった下腹部の筋肉に先生の強いプッシュが来ます。

「痛いですか?」と聞かれまして「はい」と答えます。「なら。ここまで胃が来ているんです。」と先生。

う~ん・・・。これについては力を入れて硬くなった筋肉に指を押し当てた事による痛みだと思うんですが、それは私がトイレに行っていなかったのが悪いんです。次の機会があれば必ずトイレを済ませてから施術を受けさせていただきます。で、その下がりきった胃に先生は「正しい位置であるおへそと肋骨の間に戻ってください。」といった様な事をおっしゃり、手を当てています。

「はい。これで上がりました。」と先生はおっしゃいましたが、これはまだちょっと実感が掴めなかったです。「これで様子を見てください。」とのことだったので、しばらく様子を見てみます。

ヒーリング箇所は股関節と肩関節にも施していただきました。股関節を横に開くとさすがに少し突っ張ります。この股関節にも先生は何やら語りかけて、その後もう一度開きますとなんと!

ツッパリ感が無くなっていました!!これは鈍感な私でも左右両方ともハッキリ分かりました。肩関節も良く動く様になりましたが、左は筋を痛めている為か分かるような変化は起きませんでした。

現場ではニュートラルな気持ちで受けていましたが、今検証的に考えると関節に関しては、最初に限界まで動かして、その次には勢いよくポーンと動かすので、柔軟体操と同じ理屈で筋が一時的に延びた上に、更に力を抜いた状態で不意にポーンと動かされると筋肉等の無意識の抵抗もなく最初よりも大きく動けるようになったという可能性もあります。

顎関節の具合の悪かった妻もヒーリング後にはなんとなく軽くなり、顎の動きのひっかかりがなくなったと言っておりますが、なんとなくというのは人によれば気のせいだという人もいるかもしれませんね。

相変わらず妻の口はあまり開かないですが、まだ一回体験施術を受けただけですので、これは何度か施療を受けると変化が出るのかもしれませんが・・・。

ひとつのヒーリングが個人の全ての症状に功を奏すこともあるかもしれませんがその反対も然りで、ひとつの症状に改善が見られたからと言って、その他の全ての症状にも功を奏す保証にはならないです。

ただ、横塚先生を始めとした先生方は皆さん良い印象の方ばかりでした。無償でのイベントを自腹でされるほどの方々ですから当然かもしれませんね。交通費や場所代や準備費用もかかりますので募金箱はありましたが、誰も強制的なことは一切されていなかったです。

今回の体験では確信を得るというところまではいかなかったですが、思いが身体に及ぼす力を持っていることについて少し実感できたような気がいたします。また機会があればもう一度受けてみていずれにしろはっきりとした確信を得たいと思っています。

無料イベントは名古屋だけでなく各地でされているらしいですので、探究心のある方や、自分に合うものを探していらっしゃる方は一度体験されても良いのではないでしょうか。

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