逆流性食道炎を漢方で脱出 その2

その2と言うか、眠たくて中断した前回の記事の続きです。

はい。とても勉強熱心なというか、漢方が趣味で休日すら漢方の勉強をしている毎日が漢方の先生が地元奈良は橿原市にいらっしゃいました!やった~\(^o^)/という記事でしたよね。

でも、こんなに漢方にはまりまくっている先生なのですが、もとは現代西洋医学を学び医師となり、放射線科で癌治療やCT、MRIの画像診断をされていらっしゃった方なのです。

東洋医学や特に代替医療の先生の中には西洋医学に否定的な考え方を持っていらっしゃる方も時々見受けられますが、それぞれの医学にはそれぞれの長所短所があり補い合う事でより理想的な医療となるのです。

こちらの漢方医院は田中医院という名称で、ここの田中先生は西洋医学的な話もよく理解できる漢方医です。なのでタケキャブやネキシウムの事を伝えると「最新の薬ですね」と即答下さいました。漢方だけ詳しくて新薬の事はよく知らない漢方医だと、どこまで理解してくれているのかと不安になりますが、その点も安心です。

漢方大好き先生ですがバランス感覚もしっかりしていらっしゃり次のような事をお話して下さいました。

「漢方といえど決して魔法のようなものではありません。副作用を起こす事も有り得ます。ただ新薬と違って、急激な副作用は起きにくいです。緩やかな副作用の現れ方をします。」

「西洋医学と漢方の違いですが、例えば逆流性食道炎の場合、西洋医学では胃カメラやレントゲンで検査をし、タケキャブの様なプロトンポンプ阻害薬などで胃酸を抑えたりしてその部分を治そうとします。」

「対して東洋医学はその胃腸の不具合がどこからきているかというように身体全体からその症状を見ます。漢方では腎虚というのは生命力が低下している状態をさすのですが、白髪が増えたり、疲れやすくなったり、肩が凝ったりと人によって色んな症状が出ます。それが胃腸の能力低下に繋がっている場合は、その腎虚の状態を改善する必要があります。

ふむふむ。いいじゃあないですか!全体を見る東洋医学。

ざっくり言って、緊急の状態には西洋医学。根治をするなら東洋医学という感じですかね。

そうです。このブログで宣言した通り私は逆流性食道炎の治療から卒業したいのです。根治したいんだよ~!こんちくしょ~!! はい。言いたい事はこれでした。

「まあ、いっぺんに全ての悪いところを治そうとすると、何が功を奏しているのかも分かりにくいですし、まずは胃のお薬を今日は出しておきます。一歩ずつ進めていけば根治にも繋がります。」とのなんとも希望のあるお言葉。一生治りませんよと言ったクリニックの先生に聞かせたいセリフです。

漢方薬の場合は変化が分かるのに時間がかかるので二週間後に血液検査に来てくださいとのこと。果たして次の血液検査で何か変化が出るのでしょうか?楽しみになってきました。

あと蛇足ながらこの田中医院が見つかる前に行こうとしていた漢方医院を参考までに紹介しておきます。

一件目は兵庫県近辺の方には行きやすいでしょう。西宮にある本格的な中医クリニックでクリニック名は李漢方内科・外科クリニックです。

もう一件は大阪近辺の方には便利です。全人的なナチュラルな医療方針の様です。大阪市北区にあるそのクリニック名はながしまクリニックです。

ただ予約がだいぶ待たねばなりません。平日の日中だとマシだと思いますが、夜や土曜日だとかなり予約日は先になるかと思います。私は6月26日に予約可能日を聞いた時には8月25日になると言われました。

そしてこのクリニックのホームページのリンク先にはホリスティックスピリチュアル医学研究会なるものが掲載されてあり、院長はこの研究会の理事でもあるようです。

兵庫のクリニックとは違った意味で気になるクリニックです(笑)

それにしてもこの2件のクリニックのホームページに比べて田中医院のなんとも質素なホームページ。こんなだから、こんなに勉強熱心な先生の医院なのに結構空いているんでしょうね。

でも、それ故にじっくりと話を聞いてくれ説明してくれるので、それもこの医院の大きな魅力だと思います。お薬も医院で出してくれますので、薬局に行く必要もありません。料金も初診料と二週間分の薬込みで1960円でした。安いんじゃありませんこと?

ちなみに今回は漢方エキスの顆粒薬でしたが、煎じ薬も保険適用とのことです。

以上、参考となれば幸いです。

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